マルタイ棒ラーメンは九州、特に本社がある福岡を中心に長年愛されてきた人気のインスタントラーメンです。
棒状の生めん風麺と本格的なスープが絶妙にマッチし、コンパクトで手軽に本格的な味わいを楽しめることから、今なお多くのファンに支持されています。
今回は、ソフトバンクの柳田悠岐選手がマルタイ棒ラーメンを９袋贈られた経緯も紹介します。
この記事には広告が含まれています。
ポイント 柳田悠岐選手が棒ラーメンを9袋もらった理由 ファウルポールに当てると棒ラーメンがもらえる仕組み マルタイ棒ラーメンとホークスの関係 マルタイ棒ラーメンの魅力や特徴
ソフトバンクの柳田悠岐選手が棒ラーメン９袋贈られて話題
なぜポールに当てたら棒ラーメンがもらえるのか？
ファウルポールに打球を当てることで、福岡ソフトバンクホークスの選手には「棒ラーメン」が贈られるというユニークな仕組みがあります。これは、PayPayドームのファウルポールに「マルタイ棒ラーメンポール」という名称が付けられたことがきっかけです。
この取り組みは、株式会社マルタイと福岡ソフトバンクホークスがネーミングライツ契約を結んだことにより始まりました。
ファウルポールの名称を「マルタイ棒ラーメンポール」とすることで、観客や視聴者にとっても話題性のある演出となっています。
具体的には、試合中にホークスの選手がこのポールに打球を当てた場合、その選手に「棒ラーメン1年分」が贈られる仕組みです。これにより、プレーの中にちょっとした“ご褒美”が生まれ、選手のモチベーションアップにもつながっています。
観戦する側としても、「あの打球、当たるかも」という楽しみが加わるため、観客にとっても面白さが増す施策といえるでしょう。
柳田選手が９袋もらえたわけ
柳田悠岐選手がもらった棒ラーメンの数が「9袋」だった理由は、彼の背番号が「9」であることにちなんでいます。つまり、これは試合中ではなく練習中にポールに当てたことへの“特別対応”として贈られたものです。
試合中にポールに当たった場合には「棒ラーメン1年分」が贈呈されますが、柳田選手の場合は公式戦ではなかったため、対象外とされました。しかし、株式会社マルタイが自発的に9袋の棒ラーメンをプレゼントする形となったのです。
マルタイ棒ラーメンがうまくて人気のわけ
マルタイ棒ラーメンが長年愛されている理由は何なのでしょうか。
ここではその人気の秘密に迫ります。
スープの味わい
麺pedia作成
マルタイ棒ラーメンのスープは、ポークとチキンをベースに丁寧に仕上げられています。
濃厚ながらもあっさりした後味が特徴で、深い味わいと風味豊かさが人気の理由の一つです。
とんこつや味噌、ごま油などの香り高い商品も展開されており、バラエティ豊かなラインナップが魅力的です。
特に注目すべきは、旨みと香りが調和した豚骨ラーメンのスープです。
鹿児島産の黒豚エキスを用いたものもあり、豚骨本来の風味を最大限に楽しめます。
スープに調味油を加えることで、さらに豚の香ばしさが増し、本格的な豚骨ラーメンの味わいが手軽に再現できるのです。
麺の食感
マルタイ棒ラーメンの麺は、ノンフライ製法により生麺のような食感が再現されています。
細くてストレート形状の麺は、スープにつけてもつるつると美味しく食べられます。
この生麺を思わせる食感の良さが、マルタイ棒ラーメンのもう一つの人気の秘密なのです。
しかも麺の歯ごたえがよく、スープとの絡みも抜群です。
このため、スープを飲み干す瞬間まで、美味しさが持続します。夏場は冷やし中華にアレンジすれば、更に涼しげな食感を楽しめます。
コストパフォーマンス
麺pedia作成
マルタイ棒ラーメンのコストパフォーマンスの良さも見逃せません。
1食あたり100円ほどの低価格ながら、スープと麺の質は高く、満足感のある本格的な味わいが楽しめるのです。
2食入りのパックが200円前後で手に入ることから、節約志向の人にも重宝されています。
また、ストックしておけばいつでも本格的なラーメンを手軽に食べられるため、備蓄としても人気が高いのです。
調理の工夫
マルタイ棒ラーメンは、麺の茹で加減やスープの仕上げ方を工夫することで、より一層美味しくいただけます。
麺は短めに茹でることで、ツルツルっとした食感が際立ちます。
一方で少し長めに茹でれば、モチモチとした食感を味わえます。スープの方は、鍋で5分ほど煮込むと旨みが凝縮されます。
また、冷めてきたらレンジで温めるのがおすすめです。温度管理が味を左右する大切なポイントなのです。
具材選び
マルタイ棒ラーメンには具が付いていませんが、好みの具材を加えれば一層美味しくなります。
- 茹で卵、チャーシュー、ネギ、モヤシなどの定番具材
- ほうれん草、納豆、チーズ、キムチなどのアレンジ具材
- お好みで海苔や一味唐辛子、ごま油を使い分けるのも良い
具材を変えるだけで全く違った味わいが楽しめ、マルタイ棒ラーメンの魅力がぐんと広がります。
アレンジ次第で、無限の可能性が広がるのです。
ピリ辛アレンジ
マルタイ棒ラーメンに一味をきかせるのも人気のアレンジ術です。
辛子高菜風味のラインナップもありますが、自分で調整できるのが魅力です。
ラー油、一味唐辛子、七味唐辛子、自家製の鷹の爪などを使えば、思い思いの辛さが実現できます。
体が温まり、スープに風味もプラスされて一石二鳥。
ピリ辛アレンジにはマルタイ棒ラーメンの持ち味が活きるのです。
九州発祥の名品
マルタイ棒ラーメンは、1959年に九州・福岡で誕生した即席麺のパイオニアです。
「マルタイ食品工業」が開発し、九州人の味覚に合わせてラーメン作りに取り組んできました。
当初は「玉うどん」と呼ばれる生うどん風の製品からスタートし、製法を改良しながら発展を遂げました。
ポークとチキンをベースにした醤油スープも好評を博し、九州で親しまれるようになっていったのです。
苦難と復活
しかし、1970年代にカップラーメンが登場すると、一時は厳しい状況に陥ります。
これを機に同社は経営改革に着手し、九州市場を確保すべく本格化の道を歩みます。
2000年代に入ると、「高級路線」と「九州ご当地シリーズ」の2ラインを展開。
本格的な博多とんこつラーメンの味を目指したことで、新たな販路開拓と消費者の支持獲得につながりました。
このようにマルタイは、時代の変化に合わせて進化を遂げ、今なお愛され続けているのです。
九州とんこつラーメンの神奈川のおすすめ店についてはこちらの記事で解説しています。
うまいマルタイ棒ラーメンご当地シリーズの味
麺pedia作成
マルタイ棒ラーメンは、九州発祥の名品でありながら、ご当地の味にもこだわっています。
ここでは、その魅力を探ります。
博多とんこつラーメン
マルタイの看板商品の一つが、博多とんこつラーメンです。
鶏ガラや豚骨から丁寧に取った出汁が、こってりとした濃厚な味わいを実現しています。
独自の製法で、生麺そっくりの食感を再現した棒ラーメンに、本格的なとんこつスープをかけて味わえば、まさに博多の人気店の味が手軽に楽しめます。
マルタイが本気で博多ラーメンの味にこだわった結晶とも言えるでしょう。
熊本の黒マー油とんこつラーメン
熊本の名物「黒マー油とんこつラーメン」の味わいも、マルタイラーメンで再現されています。
マー油は胡麻油とにんにくで作る黒胡麻風味の濃厚な調味油で、見た目とは裏腹に上品な味わいが魅力です。
マルタイの商品は、マー油を加えたコクのあるスープに、モチモチした棒ラーメンが絡む至福の組み合わせ。
一度食べたら病み付きになる、本場の味がそのまま再現されています。
マルタイ棒ラーメンアウトドアでの活用
最近では、アウトドアシーンでもマルタイ棒ラーメンが活躍しています。
その理由と魅力を紹介します。
キャンプ飯の定番
麺pedia作成
手軽で本格的な味わいが楽しめることから、マルタイ棒ラーメンはキャンプの際の食事に最適な一品です。
コンパクトに収納でき、簡単に調理ができるのが魅力です。
焚き火の周りで温かいマルタイ棒ラーメンを味わえば、それだけでキャンプ気分が盛り上がります。
お湯さえあれば、アウトドアでも思う存分本格的な味を楽しめるのです。キャンプ飯の定番として不動の人気があります。
トレッキング途中の休憩食に
軽量でコンパクトなマルタイ棒ラーメンは、トレッキングの際の携帯食としても重宝されています
。長時間の歩行で疲れた体に、ほっこりと温まるラーメンはうってつけです。
一服の時間に、手軽にごちそうが食べられるのがマルタイの魅力。
スープを温めて具材を加えれば、豪華な山ごはんにもなります。
リフレッシュしながらエネルギーチャージができる、アウトドアには欠かせない存在と言えるでしょう。
ソフトバンクの柳田悠岐選手が棒ラーメン９袋で話題まとめ
-
柳田悠岐選手が練習中にファウルポールに当てて話題に
-
背番号「9」にちなんで棒ラーメン9袋が贈られた
-
試合中に当てると棒ラーメン1年分が贈呈される仕組み
-
ファウルポールの名称は「マルタイ棒ラーメンポール」
-
ネーミングライツ契約による話題性のある企画
-
マルタイ棒ラーメンは福岡発祥のロングセラー商品
-
棒状のノンフライ麺で生麺風の食感を再現している
-
スープはポークとチキンをベースにした本格派
-
ご当地風味のラインナップが豊富で飽きにくい
-
1食約100円とコストパフォーマンスに優れている
-
具材を自由に加えてアレンジを楽しめる
-
ピリ辛風味に仕上げることで味の変化も可能
-
調理方法で食感や味わいを自在に調整できる
-
アウトドアシーンでも人気があり携帯にも便利
-
長年の進化と復活を経て支持され続けている
